住宅地図の営業

当薬局では前社長より住宅地図の広告を出しています。

大体グーグルマップに住所を入力すればたどり着くのですが、同じ住所で複数の家が建っているなんてこともあり、個人名まで書いてある地図は重宝するのは事実です。

お薬が欠品したときや在宅での薬剤師道の際に使用し、1週間に1回くらいは確認しております。

その値段は市内全域の地図、1冊25,000円くらい。細かく乗っているのでそんなものなんでしょう。

広告は表紙をめくってすぐ、選ばれた8社のうちの1社です。
うちのほかは不動産屋、建設会社、水道工事など主に地図を使用する職種ばかりで、その本の他ページに調剤薬局の広告はありません。
その広告費は45,000円とのこと。1冊サービスで頂けるものの、月に2,000円近く払い患者が増えるのか？と考えると絶対に増えません。
毎年広告を出していたので毎年新しいものに買い替えられるのですが、薬局に来る患者さんに新しく引っ越してくる人など数％くらいなので、数年に1度買えばいいと思いお断りしました。

以下やり取り

薬局長「今年からその広告やめようと思ってたんですよ」
営業　「いや、これからもぜひお願いします！」
薬局長「だって、他に薬局の広告ないですよ？この地図見て患者さんが来ると思いますか？」
営業　「確かに、薬局の広告はありませんね」
薬局長「もしやめて、患者数が減ったらこちらから再度お願いさせていただきます」
営業　「いや、今後ともお付き合いをよろしくお願いいたします」
薬局長「今年は遠慮させていただきます」
営業　「はぁ、わかりました。失礼します」

この間に3回ぐらい「今後もお付き合いよろしくお願いします」と言っていました。

広告社からするとおそらく表紙に次ぐ第2スポンサーだったと思いますが、うちとしても小さい数字ではありません。
これで患者数が減ってしまったら、広告社の事務所に出向いて再度掲載を依頼したいと思います。